女性の働き方も多様化してきています。
これまでは短大や大学を卒業して一般職として入社して、結婚もしくは出産を機に退職、子育てが一段落したらパートに行く。というのが一般的な働き方だったように思います。
最近は結婚、出産をしてもそのまま働き続ける方も多く、派遣や契約社員といった雇用の形態の方も増えています。
一般職と総合職という垣根も取り除かれつつあり、企業の側も女性を積極的に活用するようになってきています。 また、保育士、幼稚園教諭、看護師、美容師といった女性が非常に多く、特殊な専門職が多い職場でも労働条件が厳しかったり、 人間関係も大変であることが多く、多くの方が心療内科に受診しています。
女性は軽症のうちに受診する傾向があります。心療内科に受診する方の約7割は女性です。
そのうち半数は正社員もしくは派遣、パートなど就業形態はさまざまですが、仕事をされています。
男性と比べて女性の方が医療機関を受診することにもともとためらいがなく、他人に悩みを打ち明けることに抵抗がないということも起因していると思います。
おもいっきり泣いてすっきりした。話して気持が軽くなったと言われる方が多く、診療の前からハンカチを片手にという方も多くなってきています。